気になるイベント

●アニメーション文化研究プロジェクト 会合
第4回・研究報告・発表会
 
日時:2006年10月28日(土) 午後2時30分から
場所:「世界史研究所」会議室
(JR渋谷駅から徒歩3分、アイビスビル10階スカイガーデン)
地図:http://www.npo-if.jp/access.htm
● 研究発表
[1]権藤俊司(アニメーション研究家/東京工芸大学)
「『やぶにらみの暴君』と『王と鳥』」
● 講演
[2]倉重哲二(アニメーション作家)
「源泉としてのヨーロッパ、戦略としてのアンチ・ヨーロッパ──自作を振り返って」
(『http://www.asahi-net.or.jp/~tt2w-aktk/animace/project/meeting.html#4th』より)

関連:
●アニメーション文化研究プロジェクト
「ヨーロッパにおけるアニメーション文化の独自の発展形態についての調査と研究」
http://www.asahi-net.or.jp/~tt2w-aktk/animace/project/2005.html

情報を頂いていたのですが、こちらへの告知が遅れてしまいました。
赤塚若樹さんが主催されている【アニメーション文化研究プロジェクト】の第4回目の会合が明日、10/28[土]に開催されます。どなたでもご聴講いただけるので、興味がある方は是非。
私は予定が合わず第1回目しか聴講させて頂いていないのですが、専門的な知識をお持ちの方が鋭い視点でアニメーションについて語られる場なので、自分がアニメーションについて考える良い切っ掛けになりました。
作家性の強いアニメーションに興味を持ち、このブログを始め、今まで節操なくアニメーションを鑑賞してきましたが、世の中に面白いアニメーションがありすぎて、それらを全て見ていくのは難しく自分にとってあまり意味のあることではないような気がしてきました。自分の興味のあるアニメーションの分野を絞り、自分なりの視点を持ってアニメーションを鑑賞できるなら、ひとつの作品もより深く味わうことができるような気がしています。
ここ最近はある作家に的を絞って、その作家の周辺のアニメーション以外の分野についても趣味の範囲で調べています。多角的に作家の人物像に迫っていくと、ひとつのアニメーション作品がそれまでとは違う表情を見せてくれるようになります。まだまだ手探りですが、自分のちっぽけな能力では限界があるので、まずは有識者による書籍に目を通したり、今回のイベントのような可能な限り足を運んで自分なりの視点を養えればと思っています。
赤塚若樹さんは、アニメーション絡みで興味深い活動をされているので、足を運べない方も、このような活動が行われていることを知っていただければと思います。今後もこのようなイベントが増えていくとアニメーションもより面白くなっていくような気がします。

関連:●赤塚若樹のウェブサイト
http://www.asahi-net.or.jp/~tt2w-aktk/