マルモッタン美術館展

  • 上野美術館
  • 期間:1/27-3/28*1

展示では、モネの晩年の連作をはじめ、モネと同時代の印象派画家、ルノワールドガらの作品が見れます。
西洋美術とか印象派とかって馴染みがないせいもあって、正直、あんま興味なかったんだけど、見てみてビックし。
歳を取ったセイか、一つの絵のタッチから受ける、妄想がすごい。
特にモネは、一連の睡蓮シリーズも素晴らしかったけど、晩年の『しだれ柳』、『日本の橋』、『薔薇の庭からみた家』の荒々しさに衝撃を受けました。*2
他には、ブーダンの絵の上半分が曇り空の『海辺の牧場の牛たち』、ユーリ・ノルシュテインの作品っぽい色彩のコローの『木立のむこうに見えるヴィル・ダウレーの池』、明暗の使い方によって奥行き感を感じる『水辺の釣人』とかが良かった。
たまには、こういう西洋美術にふれて見るのもいいですね。

*1:http://www.tobikan.jp/kikaku/index.html

*2:右上の写真はマルモッタン美術館展のカタログの『薔薇』バージョン、赤系の色使いが気に入りました。他に『睡蓮』バージョンもあります。