フランスアヴァンギャルド映画


■プログラムA
月世界旅行ジョルジュ・メリエス/10min/1902
【ジュピターズ・サンダーボルト】ジョルジュ・メリエス/3min/1903
【マジック・ランタン】ジョルジュ・メリエス/3min/1903
【人魚】ジョルジュ・メリエス/3min/1904
【狂熱】ルイ・デリュック/30min/1921
【微笑むブーデ婦人】ジュルメーヌ・デュラック/26min/1924
【幕間】ルネ・クレール/14min/1924

■ プログラムB
【バレエ・メカニック】フェルナン・レジェ/11min/1924
【メルニ・モンタン】ディミトリ・キルサノフ/25min/1925
【 時のほか何物もなし】アルベルト・カヴァルカンティ/30min/1926
【アネミック・シネマ】マルセル・デュシャン/8min/1926

■ プログラムC
【エクマ・バキア】マン・レイ/18min/1927
【ひとで】マン・レイ/15min/1928
【サイコロ城の秘密】 マン・レイ/22min/1929
【アンダルシアの犬】 ルイス・ブニュエル、サルバトール・ダリ/15min/1928

※ すべて16ミリ版での上映になります。作品提供:プラネット映画資料図書館。
(CINEMATHEQUEより)

メリエスの『月世界旅行』は、去年ラピュタ阿佐ヶ谷のアニメフェス2003(Eプログラム)で鑑賞。(正確に思い出せないのですが、たぶん以前にもどっかで観ています。)すごくコミカルで、満席(約50席)の映画館が爆笑の渦に包まれたことを思い出しました!!

そして・・イヤなことも思い出しました。ラピュタのアニメフェスティバル2003・・・短編プログラムのA〜Fプログラムと、ユーリ・ノルシュテイン作品集のMプログラムの計7本観るぞ〜と意気込んで挑んだのはよいのですが、自分がEとFプログラムを見られるのは、12/7(日)のみ。(土・日に絡む上映が12/7しかなかったので・・・。ちなみに結局、7本観ました。)
一方、前日の12/6日に3本立て続けで観ようと無謀な計画を立て、数日前にマルティン・シュリークの3回券を購入。さすがに3本長編はキツイなぁと思い直し、『ガーデン』だけは先に観ました。(無理やり早退しました。この映画凄くスキ。)残りの2本を12/6、7で観ないとチケットはパ〜という状態で挑んだ12/6。自分はなぜか、東京芸大、取手校舎(茨城県)にいました。爆。当時、すごく面白いのに見られない(著作権絡みで)と噂になっていた『ワラッテイイトモ、』の上映があるという情報を元に。(年明けに、UPLINKのGALLERYで上映されることなど夢にも思わなかったし。)100人くらい入れる講義室は満席、おしのびで明○電○の○さんも来ていたりと大盛況。大満足!!

だったのですが・・・う〜む。こっちに戻ってさぁ大変。
日程的にマルティン・シュリーク完全制覇は無理と踏んで、チケットを1枚分F氏に託し、12/7日の朝一で銀座シネ・ラ・セットで『私の好きなモノすべて』を観て、即ラピュタ阿佐ヶ谷に向かい整理番号を確保。F氏と落ち合い、ヴィオロンでお茶をし体力温存。その後、立て続けにE,Fプログラムを鑑賞〜。ひぇ〜。

そのとき誓った。映画館の梯子だけは2度とやらないと・・・

そんな状況で観た、『月世界旅行』。疲れを吹き飛ばしてくれましたよ。ホント。また観たい〜。『アンダルシアの犬』もスクリーンで観たいのでなんとかしていく予定ですが、7月上映予定のシュヴァンクマイエル映画祭2004との絡みが気になる〜。