『チェコアニメーション特集上映』

unun2004-08-11

  • 日時:9/3(金)-9/17(土)
  • 料金:¥1,000(1ドリンク付)
  • 場所:UPLINK FACTORY

UPLINKの上映情報が更新されました。9/3から『チェコアニメーション特集上映』をやるようです。

人々を魅惑してやまないチェコアニメーションの世界。その巨匠たるカレル・ゼマンを初めとしてトルンカティールロヴァーや『ひなぎく』を上映。そして、新世代アニメーション作家たちの作品も特集します。期間中ジャパニーズ・アニメーション『辻直之特集』も開催。

カレル・ゼマン特集
◆Aプロ
◇『クリスマスの夢』(1945年/11分)
◇『水玉の幻想』(1948年/12分)
◇『王様の耳はロバの耳』(1950年/28分)
◇『カレル・ゼマンと子供たち』(1981年/17分)
◆Bプロ
◇『ハムスター』(1946年/8分)
◇『幸運の蹄鉄』(1946年/5分)
◇『プロコウク氏 靴屋はいやだの巻』(1947年/7分)
◇『プロコウク氏 映画製作の巻』(1947年/7分)
◇『プロコウク氏 発明の巻』(1947年/7分)
◆Cプロ:『狂気のクロニクル』(1964年/82分)
◆Dプロ:『盗まれた飛行船』(1966年/90分)
◆Eプロ:『彗星に乗って』(1970年/74分)
◆Fプロ:『シンドバッドの冒険』(1974年/94分)
◆Gプロ:『クラバート』(1977年/73分)
◆Hプロ:『ホンジークとマジェンカ』(1980年/66分)
◆Iプロ:ティールロヴァー短編集
◇『ミーチェク・フリーチェク』(1956年/18分)
◇『カラマイカ』(1957年/10分)
◇『結んだハンカチ」(1958年/15分)
◇『機関車くん』(1959年/14分)
◇『仕返しの日』(1960年/11分)
◇『迷子の人形』(1959年/19分)
◆Gプロ:チェコアニメ新世代 I (79分/6作品)
◇スークップ監督:『メカニカ』
◇ジャプカ監督:『ババルーン』『原始哺乳類』
◇ブベニーチェク監督:『3人のフーさん』『海賊』
◇ドゥルジアク監督:『大いなるくしゃみ』
◆Kプロ:チェコアニメ新世代 II (82分/6作品)
クリムト監督: 『マシュキンはコシュキンを殺した』/『ブラッディ・ヒューゴ』
◇『魔法の鐘』/『落下』/『フィムファールム』『怖いもの知らずのフランタ
◆Lプロ:チェコアニメ新世代 III(78分/7作品)
◇バレイ監督:『ワンナイト・イン・ワンタウン』
◇プロハースコヴァー監督:『足跡』『おたふく風邪
◇スークップ監督:『手紙』『同志』
◇ポスピーシロヴァー監督:『けちん坊バルカ』/『夢の実現』
◆Mプロ:『真夏の夜の夢』(1959年/75分)
◇原作:ウィリアム・シェイクスピア
◇脚本・美術・監督:イジートルンカ
◆Nプロ- 『ひなぎく』(1966年/75分)
◇監督:ヴェラ・ヒティロヴァー
(『チェコアニメーション特集上映』より

カレル・ゼマンの特集は、いろんなところで開催されていたので、映画館に足を運んだ方も多いかと思いますが、◆Bプロの『ハムスター』、『幸運の蹄鉄』あと『プロコウク氏 』シリーズ(3作品中2つ)は、DVDに収録されているものの劇場未公開作品なので、DVDを購入していない方はこの機会に。◆Iプロ:ティールロヴァー短編集。スクリーンで観たい作品ですが、DVDが9/29に発売されます。観たらDVD欲しくなりますよ〜(笑)(DVD情報*id:unun:20040722#p1)
あと、チェコアニメ新世代のプログラム。◆Gプロは、ドルビー仕様の作品が多いので音響設備の整った大スクリーンで映画館での特集時に見た方が良いかも。個人的にはクリムトの◆Kプロと◆Lプロのヤン・バレイの『ワンナイト・イン・ワンタウン』がお薦め。(ちょっと暗いのもありますが・・・)
あと、◆Mプロの『真夏の夜の夢』は先日DVDが発売されましたが、舞台っぽい構成で展開される人形アニメーション。画面サイズは、トルンカ唯一のシネマスコープなので、TV画面より少しでも大きいスクリーンで観たい作品です。
最後に『ひなぎく』。映像的な見所、制作背景等、チェコを知れば知る程魅力的に感じる作品。観たことない人は是非この機会に。余談:未見の『天井』と『リンゴゲーム』を是非観たいです。どこかで、ヒティロヴァー特集して欲しいです。