イタリア・アニメーション映画祭・Kプログラム鑑賞

Kプログラム『ブルーノ・ボツェット短編集Ⅰ』Bruno Bozzetto
場所:東京都写真美術館
詳細:『ブルーノ・ボツェット短編集Ⅰ』

『ミスター・ロッシ』に会いたかったので、このプログラムの多くを占める『ミスター・ロッシ』シリーズで繰り広げられる、愛嬌と皮肉に溢れるロッシの姿を堪能できたのも嬉しかったのですが、『缶入りの人生』と『エゴ』という作品に完全にやられてしまった。特に『エゴ』はヤバイです。平凡な日常生活に挿入される、エロティックで幻想的ナ夢の世界。サイケデリックな妄想の世界が、ノンストップで繰り広げられていく・・・。(途中に、田名網敬一のエロティックな映像を髣髴とさせる映像もありました。)スクリーンの近くで観ていたこともあり、完全に脳みそやられてしまいました。『ネオ・ファンタジア』も含めて今日観た作品の中で、一番良かったです。
このプログラムは、イームズの『パワーズ・オブ・テン』のアニメーション版とも言える『人と世界』や、アルファベットの書かれた木片がつくりだすキーワードをアニメーション化していく『ピクルス』なども有り、量、質ともに満足できる内容でしたよ。

Kプログラムスケジュール
Kプログラム『ブルーノ・ボツェット短編集Ⅰ』Bruno Bozzetto
日時:21[火]13:00/22[水]18:30/24[金]15:00