第1回 日仏アニメーションの出会い

id:sugarcubesさん経由で知りました。


1912年、日本で、最初に上映されたアニメーション映画はフランス人監督エミール・コールの作品(『変貌』、1909年製作)だと言われています。アニメーション界において世界で最も重要な国のひとつ日本と、ここ数年、その活力を取り戻しつつあるフランス。アニメーションにおける両国の交流を深めるべく、フランスと日本のアニメーション作品のなかから選りすぐった長編・短編作品を上映します。

[kino]ベルヴィル・ランデブー:7月16日(金)18時
◆監督・脚本:シルヴァン・ショメ
[kino] 短編アニメ特集上映(ビデオ上映):7月17日(土)11時
◆フランスのアニメーション・スクール、スパンフォコム特選プログラム
[kino]時計の物語:7月17日(土)14時
◆監督、絵コンテ、美術、人形デザイン:ラディスラス・スタレヴィッチ 
[kino]アリーテ姫:7月17日(土)16時
◆監督・脚本:片渕須直
[kino]ロビンソンたち:7月17日(土)18時30分
◆監督:ジャック・コロンバ 
[kino]短編アニメ特集上映(ビデオ上映):7月18日(日)11時
[kino]王と鳥:7月18日(日)14時
◆監督:ポール・グリモー 
[kino]おもひでぽろぽろ:7月18日(日)16時
◆監督・脚本:高畑勲
[kino]ブラックモアの島:7月18日(日)18時30分
◆監督: ジャン・フランソワ・ラギオニ 

(詳細は東京日仏学院のHPで確認してみてください。←リンクに許可が必要みないなのでじみぃに飛んで下さい。)

ラディスラス・スタレヴィッチの『時計の物語』気になります。スタレヴィッチはロシア・パペット・アニメーションのパイオニアとして知られているので、なぜフランス??と思ってしまったのですが、ロシア革命を逃れてフランスに亡命して活動してたみたいですね。
ポール・グリモーの『王と鳥』(旧題が『やぶにらみの暴君』)で思い出したのですが、タイトルが変わるのって、なんなんでしょうか。『王と鳥』はガラっと変わっているので、なんらかの理由がありそうですが、(やぶにらみという言葉が良くないとか?![8/2追記]手持ちの『ユーロ・アニメーション』の中に『やぶにらみの暴君('52)』と『王と鳥('75)』が似て非なるものだということが書かれていますね。無知でした(照)。)ロシアのユーリ・ノルシュテインの『霧の中のハリネズミ』とかは、一昔前『霧につつまれたハリネズミ』だったようなので変化が微妙ですよね。あと名前とかもそうですね、チェコのアニメーション作家トルンカは、絵本作家としての表記はトゥルンカだったり、シュヴァンクマイエルも以前はシュワンクマイエル、もっと前はシュバンクマイヤー・・・
短期間に知識を詰め込んでいるので、微妙な表記の違いに混乱すること多々有りです〜。