プラネタリウムクリエーター大平貴之

unun2004-06-27

従来のプラネタリウムが映し出す星の数は2万個程度。ところが大平貴之がたったひとりで開発したプラネタリウムメガスター II 』は410万個の星を映し出すことができる。メガスターのもうひとつの特徴は、本体の大きさが直径わずか45cm・重さ40kgと超小型である点。移動が簡単でどんな場所でもあっという間にプラネタリウムにすることができる。7畳のアパートで研究開発に励む『スーパーエンジニア』である。
(トップランナーラインナップより)

久々にNHKトップランナーという番組を観ました。というのも出演しているプラネタリウムリエーターの大平貴之氏の名前に見覚えがあったからなのです。(実はたまたまTVを付けたらやっていただけなのですが・・・)

去年の6末に東急文化会館が閉館するときに、『閉館』ファイナルキャンペーン“ミーツ”と題した各種イベントが行われたのですが、その中の1つにH13.3に閉館した8階の『五島プラネタリウム』を期間限定で復活させるというものがありました。このプラネタリウムのイベントに使用された装置が、大平貴之氏が個人で開発した410万個もの星を再現する『メガマスターⅡ』!!!!だったのです。
このイベントは2週間くらい行われ、無料整理券を持っていれば誰でも参加できるというものでした。確か整理券は朝8時からを配布されていた記憶があります。自分は土曜日の10時くらいに行ったのですが、既に配布が終了していた為、再度次の日朝6時過ぎくらいから並んでチケットを確保しました。
ちなみに、プラネタリウムのプログラムは2種類用意されていて、1つはかなりオーソドックスなよくある星座の説明付の星の瞬きに過去・現在・未来を感じるプログラム『meets〜星ノ記憶〜』。もう1つは、J-WAVEと『メガスターⅡ』の開発者、大平氏がコラボレートして作り上げる『Slow Life Gallery』。これは、ナレーションなどは一切なく、ただひたすら移ろう星空と、波の音とリラクゼーションBGMが流れるというプログラム。
自分は後者を選んだのですが、このプログラム物凄く良かったです。プラネタリウムは子供の頃によく行ったのですが、ナレーションに飽きて途中で必ず寝ていた記憶があります。『Slow Life Gallery』のプログラムでも、途中何度も寝てしまいました。(進歩なし)ただ、ナレーションがないので、寝て内容が分らなくなることはないし、軽い眠りから目が覚めたときに、星空が劇的に変化しているのが素晴しい!!とにかく大平氏が個人で開発した『メガスターⅡ』のつくり出す410万個の星の威力は絶大で、その時は南国の島で夜空を見上げたらきっとこんな光景なのだろうな〜と思えるほどのトリップ感を堪能。
懐かしく思い、また体験したいな〜なんて思っていると・・・

メガスターII、川崎市青少年科学館で通年公開開始
2004年度。フェニックスを長期貸出
http://www.megastar-net.com/news/news040403.html

という記事に遭遇、早速『川崎市青少年科学館』のサイトを検索し、調べると!!プラネタリウムのページがありました。とりあえずメモをしなければ〜。


『川崎市青少年科学館』プラネタリウム
毎月話題を変えた一般向け投影と
学習指導要領に沿った学年別学校投影を行う

土曜日・日曜日・祝日・夏休み・冬休み・春休み
1回目 10:30〜子ども向け番組/2回目 12:00〜一般投影/
3回目 13:30〜一般投影/4回目 15:00〜一般投影
プラネタリウム観覧料:大人 200円

プログラム自体はあまり楽しそうではないけれど、また『メガスターⅡ』を味わう機会があるなんて〜!!ちょっと嬉しい。行きたいな。

大平貴之氏のHP
http://www.megastar-net.com/

東急文化会館閉館関連:
http://allabout.co.jp/travel/traveltokyo/closeup/CU20030618/
http://www.shibukei.com/special/2003/06/06/