『シュヴァンクマイエル映画祭2004』開催

シュヴァンクマイエル映画祭2004』がはじまりました。昔からシュヴァンクマイエルのことを知っていらっしゃる方から見れば、いまさらはしゃぎすぎじゃない?!と思われるかもしれないのですが、渋谷のミニシアターの中では最高クラス?!の視野角を誇るシアターイメージフォーラムで上映されるので、自分としてははしゃがずにはいられないのです(笑)。DVDをほぼ所有していて、いつでも観られる環境なのですが、TVモニタやプロジェクターでは味わえない世界を堪能できると思っているので、時間の許す限り(最近バタバタしているのでキツイのですが。)通う予定です(笑)。

追記:シュヴァンクマイエルの作品を知らないけれど、ちょっと興味があってフリーパスを購入するかどうか悩まれている方に。(参考までに。)『シュヴァンクマイエル映画祭2004』で上映される作品は、すべてDVD化されています。都内のレンタル屋だと、新宿TUTAYA等にはすべて揃っているので、先にどれか観てみるのもいいかもしれません。(TUTAYAでDVDレンタルしているのは、『オテサーネク』のみで他はビデオレンタルになるのですが、個人的には、最初に『オテサーネク』を観るのは避けて欲しいです。かなりエグイので。)一応、各プログラムと対応DVDをメモしておきます。


◆ [memo]『シュヴァンクマイエル映画祭2004』のプログラムと対応DVD。

◆Aプロ[127min]:【オテサーネク】
『オテサーネク』('00)
◆Bプロ[083min]:【悦楽共犯者】
『悦楽共犯者』('96)
◆Cプロ[096min]:【ファウスト】
ファウスト』('94)
◆Dプロ[079min]:【ヤン・シュヴァンクマイエル 短編集】
『石のゲーム』('65年)、『ワイズマンとのピクニック』('69)、
『アナザー・カインド・オブ・ラブ』('88)、『肉片の恋』('89)、
『フローラ』('89)、『スターリン主義の死』('90)、『フード』('92)、
プラハからのものがたり』(シュヴァンクマイエルへのインタビュー作品/'94)
◆Eプロ[085min]:【アリス】
『アリス』('87)
◆Fプロ[090min]:【シュヴァンクマイエルの不思議な世界】
【闇と光のラビリンス】(『セルフポートレート』収録)
『自然の歴史(組曲)』('67)、『部屋』('68)、『対話の可能性』('82)、
『地下室の怪』('82)、『陥し穴と振り子』('83)、『男のゲーム』('88)、
『セルフポートレート』('88)、『闇・光・闇』('89年)
◆Gプロ[089min]:【『ドン・ファン』その他の短篇】
『棺の家』('66)、『エトセトラ』('66)、『ドン・ファン』('70)、
『コストニツェ』('70)、『レオナルドの日記』('72)、『アッシャー家の崩壊』('80)
◆Hプロ[091min]:【『ジャバウォッキー』その他の短篇】
『シュヴァルツェヴァルト氏とエドガル氏の最後のトリック』('64)、
『J.S.バッハ-G線上の幻想』('65)、『庭園』('68)、『家での静かな一週間』('69)、
『ジャバウォッキー』('71)、『オトランタ城』('73〜79)

関連:
【シュヴァンクマイエル映画祭2004】
【先走り?!シュヴァンクマイエル映画祭2004】