「動くの?コマ」展

  • 〜布山タルトのアニメーション・ショーケース〜
  • 会期:2004/8/2[月]〜7[土] 11:30〜19:00
  • 会場: art space kimura ASK?

漫画を原作とした短編CGアニメーション作品「FRANK」「SFの助」等で注目されるアニメーション作家、布山タルト初の個展です。手描きのユルさと、CGの正確さ。両者を融合させた独特の映像世界をどうぞ御堪能下さい。また、近年布山が「トリガーデバイス・アニメ班」の一員として、全国で行っているアニメーションワークショップを元にしたインスタレーション作品も設置。虫眼鏡型のデバイスをつかってアニメーションをその場で「つくりながら」御覧頂ける体験型の作品です。
協力:プレスポップギャラリー トリガーデバイス
上映作品:
■「FRANK」5min.40sec.  
シアトル在住の漫画家ジム・ウードリング氏のコミック「FRANK」シリーズの一篇をアニメーション化した作品。平成15年度文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞受賞の他、世界各地の映画祭で上映中。
■「SFの助」4min.15sec.
「猿飛佐助」「少年児雷也」などの漫画で知られる故杉浦茂氏の隠れた名作「SFの助」をアニメーション化した作品。パルコ・ギャラリーで2003年に開催された杉浦茂作品へのトリビュート展覧会において、唯一の映像作品として上映された。
展示作品:
■「アニマルーペ」
虫眼鏡型のコマ撮り装置をつかって、壁面に貼られたアニメーションの「コマ」を縦横無尽に撮影。すぐにアニメーション化して楽しむことができるシステム(制作:トリガーデバイス※)。
※トリガーデバイスのアニメーションワークショップ:
http://www.triggerdevice.com/anime/
(『http://www.taruto.com/ask/』より)

最終日になんとか滑り込みました。「FRANK」も「SFの助」も素敵すぎ。会場で何回も見てしまいましたよ。あと、即席でアニメーションを制作できる「アニマルーペ」。最初使い方が分らなくて、無茶苦茶な操作をしてしまいました。(ごめんない)造ってすぐ観られるというのが自分も感覚に凄くあってて、嵌ってしまいました。アニメーションっておもしろいってことを実感できる展覧会でした。

関連LINK:↓↓↓こちらで『FRANK』が観られます。
優秀賞『FRANK』文化庁メディア芸術プラザ
『名称なんかどもでもいい』経由で知りました