長篇カラー動画の誕生[1]

中国の民話に題材を採り、青年と白蛇の精である娘との恋愛をロマンティックに描いた、薮下泰司の演出による日本初の長篇カラー・アニメーション。1956年に日動映画を吸収して「東洋のディズニー」を名乗った東映動画にとって、動画6万5000枚という本作は新時代を画する偉業となった。当時の日本ではあまり知られなかったパンダなど、動物キャラクターのコメディ・リリーフも素晴らしい。

白蛇伝(‘58・79分・35mm・カラー)

日本アニメーション映画史より)

日本初の長篇カラー・アニメーション『白蛇伝』!。とにかく混んでました。自分が『日本アニメーション映画史』を観に行った中で、一番混んでいたかも。昔観たこの映画を懐かしんでいる方が結構いました。